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2003年06月05日

【流通】細分化コンテンツCtoC市場が生まれる?

――キューアンドピー、イメージソング作成サービス開始――


 
『キューアンドピー、イメージソング作成サービス開始』
  
株式会社キューアンドピーでは、中小企業でも手が届くイメージソング作成サービスを開始した。 作成をインディーズアーティストに依頼することにより、一般的な社歌などオリジナルソングを作成の場合、およそ従来の半分以下の費用に抑えられるという。


あ: オリジナルソングの作成ねぇ〜
   例えば新しい大学設立の時にも校歌をつくったり
   そういったニーズもありそうだね

ま: 学生の数は減っていくと言われていますが
   意外にも(?)新設大学が登場してますよね
   他にもベンチャー企業の社歌!

あ: 社歌かぁ。。。
   あまり聞かないなぁ

ま: 結構著名な方が作詞、作曲を担当されてたり。。。
   あ、でも今回紹介するサービスって
   インディーズ系の方々への依頼ですよね

あ: インディーズアーティストに限らず
   
一般のネット利用者同士を結ぶ
   CtoC市場としても範囲がひろがらないかな?

ま: CtoC市場ですか?
   つまり。。。 いわゆるオークションのように
   不特定多数の参加者同士が売買を行うって事ですよね

あ: 今回紹介したサービスは
   その内の一つの分野に特化したサービスとして考える事も出来る
   もっと大きな枠組みで考えて・・・
   インディーズアーティストと呼ばれる人に限らず
   誰でも依頼を受ける事ができたら・・・

ま: 誰でも!?
   世の中の人みんなインディーズ・アーティスト!ですか?

あ: インディーズ・アーティストを
   特別な人として捉えない方がいいかもしれないね
   これからは・・・

   BtoC市場では
   ネット利用も進みつつあり
   ショッピングやサービスの利用もいろいろできるようになってきた
   個人の持っている資産の代表的な売買市場として
   オークションも普及してきた・・・
   そしてこれからは個人が創作する無形資産の価値交換市場が
   活発になってくるんじゃないかな?

ま: ん〜。。。。。。。。
   でも誰でも作れるわけじゃないでしょ
   音楽の作曲や作詞、作家のような執筆活動。。。
   作品として認められるようにするには
   やはり苦労もありますし、才能も。。。   

あ: 既存に流通しているパッケージングに合わせた
   コンテンツづくりだと
   なかなか厳しい面はあるかもしれないけど。。。
   
デジタル化される商品(音楽、映像、文章)については
   新しい形式(単位)によって
   価値交換が進んでくるかもしれないよ  
 
   ネット技術、デジタルコンテンツの特性を活かした市場
   例えばバラバラに細分化する・・・ 
    「音楽だとあるフレーズだけを売買」
    「画像だとある画像の背景だけが欲しい」
    「夕日だけがいい!!!」
   つまり、
既存のパッケージングにこだわらない価値交換市場って事!
   例えば・・・
   暑中見舞いを作る時に
   オリジナリティを発揮したければ
   いろんな画像を部品として購入して
   それぞれをくっつけてしまう!とかね

ま: 雨の日の東京タワーの画像が欲しいと思っても
   なかなか思うようなモノが探せなかったら
   雨の日の背景と東京タワーを別々で購入して。。。
   オリジナル画像の出来上がり!です

あ: でも課題もいろいろと出てくる
   例えば著作権の問題
   細分化したコンテンツの著作権管理って
   気が遠くなりそうだ・・・
   しかも個人の権利を守れるようにね。。。

   個人が個人とデジタルコンテンツを売買する
   そして企業も個人のコンテンツを購入する・・・
  
 既存の流通市場におけるパッケージングにとらわれない
   細分化されたコンテンツの価値交換市場が登場した時
   我々消費者は一体どんな行動をとるんだろうか・・・
   新しいニーズがそこにあるのかもしれない

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投稿者:gotsuat 13:17| 流通