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2003年06月10日

【流通】リアルの買い物もEのプロセスで

――コンビニエンスストアからのお中元、提携先百貨店の包装紙で――


 
『コンビニエンスストアからのお中元、提携先百貨店の包装紙で』
  
流通業界の中元商戦が熱を帯びてきた。手軽さや利便性を武器にコンビニエンスストアが売り上げを伸ばす中、百貨店やスーパー各社も、ギフトの試食・試飲コーナーを全店に広げたり、日本郵政公社との提携、送料の無料化など拡充し、個人客の囲い込みを模索する。
ここ数年好調なのはコンビニエンスストア。ファミリーマートは昨年から提携先の三越の包装紙を使用、売上高を約20%伸ばした。ローソンも今年から提携先の高島屋の包装紙を使い、1割増を見込む。


ま: 「のし紙」の重み。。。
   社会人になってからますます大きく感じますよね
   単にデザインの好き嫌いじゃぁなくて・・・

あ: 先日、ある経済雑誌で
   百貨店に関する特集が組まれていたんだけど
   そこでは各百貨店の紙袋のデザインについて
   いろいろ記事が掲載されていた・・・

ま: 僕もそれ、見ましたよ!!
   有名なデザイナーが携わっているモノもありました
   全く知りませんでしたが・・・

あ: 包装紙が持つ意味・・・
   それはブランド価値そのものなんだけど・・

ま: 近頃はコンビニでも
   一部の百貨店の中元・歳暮の購入手続きができるようになりました
  
 コンビニなのに百貨店!?です

あ: だけどもコンビニ独自の中元・歳暮が
   既存の百貨店での取り扱い規模にまで拡大成長はできていない。。。
   商品価値は基本的に同じなのにねぇ。。。
   例えばビール詰め合わせはどこでもビール詰め合わせ!
   A社の商品はA社の商品!でしょ

ま: まぁ そこが「のし紙」のパワーって事でしょ
   ハードとしての価値、ソフトとしての価値
   今は双方が求められる贈り物ですから・・・

あ: 受付サービスを代行するなら・・・
   どこの系列店舗の扱いもできたらいいかもね。。。
   三越高島屋。。。などを商品毎に選べるとか。。。

ま: つまり。。。
   購入者がいろんな百貨店ののし紙を
   送り先毎に選べるって事ですね?
   でも大変じゃないですか?
   
あ: 購入する側にしても
   本当なら送り先毎に購入する店を決めて
   それぞれ別々で受付を済ませて商品を発送する。。。
   これを一括して代理販売できたとすれば・・・
   いちいち店舗毎に購入商品を決めるのではなく
   手間が省けて助かるでしょ?

ま: でもそうなってくると
   商品毎にのし紙を変えて発送しなくちゃいけません
   
あ: 今はある百貨店とコンビニチェーンが業務提携している
   百貨店系列にこだわらない!
   マルチ「のし紙」対応ショップとか?
   例えばオーダー、贈り先の住所に合った店舗の「のし」を利用する。。。

   作業的にはオーダーが来て
   オーダーした商品が配送センターに届く
   トラックでルートを走る方が早い場合がある!

   課題はどの時点で包装紙で包装するべきなのか?
   だろうね

ま: どこかで情報、のし紙を統合しないと
   各物流、流通段階で紙(のし)だらけになってしまう・・

あ: 各店舗へ向かう商品センターに
   オーダーが入った商品を直接持っていく。。。。
   そしてお好みの包装紙で梱包
   そこから全国へ配送を行う。。。。。

   もうすぐ父の日
   先月母の日のプレゼントを購入
   購入したのは全国展開している老舗百貨店
   そこでテナント出店している服を発見し
   購入、配送を指示したのです
   遠く離れた両親の元へ買った商品を発送してもらう場合
   送り先付近の商品・のし紙集約センターから発送され
   希望した店舗ののし紙で包装される・・・

ま: 店頭は見本が置いてあって
   
商品在庫は全て拠点に集約!ですね

あ: オーダー情報から全国へ発送する、、、

ま: 店頭在庫が極力減らせますね
   でも食品などすぐに持って帰りたい商品もあるはずですよ!
   それぞれ特性に合わせた価値交換のスタイルが選択できるように
   なってくるんでしょうね

あ: リアルでの買い物でも
   「Eの世界」と似たプロセスでね・・・

   商品の発送はメーカー、或いは物流センターから直接発送!
   商流的には今までと変わらず小売店で販売!
   見本を確認したり、感じてみたり・・・
   その場(売り場)からすぐに持って帰りたい!ってう人の為に
   店頭での在庫数量をキープして・・・
   あとは、直接発送でね!

ま: それは中元・歳暮の時に関係なく!?ですね?
   普段の買い物のスタイルも
   商品に関する情報収集と価値交換
   そして実際の商品の受け渡しは
   同時に行われなくても、バラバラで行われる!?
   
「E」の世界での、買い物から商品到着までのプロセスが
   リアルでも同じようなプロセスで行われる可能性がある
と言うこと!?

あ: 企業間のバックグラウンド部分の提携が進んでくると
   そうしたパターンも登場するかもね!
   そこで改めて「のし」のパワーを再認識すべきじゃないかな?

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:16| 流通