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2004年03月25日

【流通】ソニー、電子書籍事業スタート

――電子コンテンツの消費期限――

ソニーとフィリップス、E Inkコーポレーションは、E Ink方式の電子ペーパー・ディスプレイモジュールを開発、4月下旬にソニーから発売予定のeーBookリーダーLIBRIeに搭載される。
E Ink社の技術を活かしたディスプレイは、紙と同等のコントラストにより、強い日差しの下や薄暗い中でも読みやすく、視野角もほぼ180度で、紙のような読みやすさを実現してたという。
また表示切替え時のみ電力を必要とする低消費電力仕様で、通常の読書であれば単4アルカリ電池4本でおよそ10,000ページの表示が可能、インターネット配信による電子出版コンテンツを最大約500冊まで収録できる。
コンテンツはパブリッシングリンクが会員向けに電子書籍データをレンタル方式で配信。基本会費の他に1冊利用する毎に利用料315円が必要。
今回の電子書籍配信方法として、売りきりとは異なり、利用できる期間を限定した方式を採用。電子化されたコンテンツの流通方法として、売りきり・レンタルそれぞれシチュエーションに応じた形式が採用されてくることになりそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:36| 流通