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2004年04月02日

【流通】旅の窓口と国土交通省インバウンド誘致サイトで連携

――国内土産物関連の需給バランスに変化も――

楽天グループのマイトリップ・ネットが運営する「旅の窓口」は、国土交通省の外国人旅行者向け宿泊情報提供予約サイト「Accommodations Japan」と、英語及び中国語(繁体字)の予約サービスで連携を開始する。
 
国土交通省によると、日本人の海外旅行者が約1,600万人であるのに対し、日本を訪れる外国人旅行者は、その3分の1以下に過ぎないことから、格差を早期に是正するため、官民一体となった「外国人旅行者訪日促進戦略(ビジット・ジャパン・キャンペーン)」を実施。今回その一環として外国人旅行者向け宿泊情報提供予約サイト「Accommodations Japan」を構築し訪日を促進する。
今回「旅の窓口」では、「Accommodations Japan」の本格的サービス開始に伴い、英語及び中国語(繁体字)の宿泊予約サービスで連携、英語・中国語(繁体字)ともに約1,000軒の情報を提供する。今後は、韓国語サービスでの連携も検討、訪日旅行者の増大を促進していく。
国内の観光資源の外国人に対する効果的なPRにより、訪日者が増えることで発展へとつながると、日本国内の伝統的な工芸品や特産物などが、あらためて見直される可能性もある。特にアジア各国からの観光客が今後増えてくる場合、我々が普段何気なく手にしている商品の需給バランスにも大きく影響を与えるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:58| 流通