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2004年05月21日

【流通】東急不動産など4社、横浜みなとみらい21地区に新名所となる複合商業施設を建設

――リアル世界のプラットフォームビジネス――

東急不動産三菱地所東京放送テイクアンドギヴ・ニーズの4社は、「みなとみらい21地区53街区」に、エンターテインメント施設を中心とした複合商業施設の建設に着手した。
これは、横浜市によるみなとみらい21地区53街区における開発事業者募集に際して、4社共同の事業提案が選定され、東急不動産と三菱地所が共同で建設。賃貸するシネマコンプレックス・アミューズメント施設と東京放送直営のライブハウス『横浜BLITZ(ブリッツ)』、テイクアンドギヴ・ニーズ直営のハウスウェディング『ベイサイド迎賓館』から構成され、多様なエンターテインメント機能を持つ複合商業施設となる。
今年2月開業したみなとみらい線「新高島駅」の直近に位置していることから、今後、開発が進む同駅周辺エリアの先導的役割を担うとともに、横浜駅東口地区からみなとみらい21地区にかけての回遊性も高まる他、都心からのアクセスが向上することで、周辺居住者のみならず首都圏近郊からの来街者も多数期待される。
街、そして人々が移動する手段としての鉄道網の整備は、プラットフォーム構築による流通構築でもある。ネットの世界においてもネットワークとWebサイトの関係を一つのプラットフォームとして考え、流通を構築する上で、リアルビジネスから学ぶべき点はまだまだ多いと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:13| 流通