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2004年10月04日

【流通】松下電工、コンパクトで持ち運びに便利な「手くび血圧計」携帯タイプ3機種を発売

――高齢層とモバイル関連機器を結ぶ流通政策――

松下電工では、腕まくりせずに「場所を選ばず」「正確」「簡単」に血圧が測れ、コンパクトで持ち運びに便利な《手くび血圧計 DIAGNOSTEC(ディアグノステック)》携帯タイプ3機種を、2004年10月1日より発売する。
血圧計の市場は年間約120万台(2003年)で、毎年徐々に増加傾向にある。普及率も30%半ばで、確実に家庭に定着する傾向にある。また、一番血圧が気になる60歳以上の世帯数も毎年増加傾向(2002年1,629万世帯、2003年1,677万世帯、2004年1,725万世帯(推定))にあり、今後さらに市場の拡大が予測される。
その中で血圧計に対する欲求は高く、「正確」「簡単」という2大欲求はもちろん、仕事場や旅行先等外出先での血圧測定のため、血圧計を「携帯」するというニーズも高まってきている。
《手くび血圧計 DIAGNOSTEC》3機種の特徴として大きくて見やすい大型液晶表示を採用し、本体厚み16mmで、携帯にも便利なコンパクトサイズである点、血圧状態が3色ランプでわかる、WHO基準血圧サイン機能付である点(以上の特徴は製品により異なる。)などがあげられる。つまり「見やすさ」と「コンパクト」を両立させることで、家庭だけでなく外出先でも「正確」「簡単」「スピーディ」に血圧管理ができる。
今後高齢化社会を迎えるにあたり、血圧計やマッサージ機など健康維持・管理のための機器の需要拡大が予想される中、利用シチュエーションも、在宅時のみならず外出先等、モバイル要素もニーズとして高まっていることから、従来の流通経路だけでなく、モバイル機器としての販売経路、マーケティング、あるいは他のモバイル端末との機能融合など、主要ターゲット層に対する新たな流通政策が必要となってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:20| 流通