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2004年02月27日

【知識】いすゞ自動車 運行管理システム革新

いすゞ自動車は、大型トラック用運行診断システム「みまもりくん」に、新たにKDDIとの共同開発による最新の通信機能を加えた商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」を発売する。「みまもりくんオンラインサービス」では、新たにGPSによる位置情報検索機能を加え、KDDIのパケット通信技術を利用し、インターネット上でリアルタイムに車両の運行情報(燃費、CO・NOx・PMの排出量、位置情報、ドライバーのギア段・アクセル・ブレーキを初めとする運転操作情報)を提供する。これにより、日本全国で走行しているトラックの運行データを、オンラインで回収・分析することが可能。トラックと運送会社・荷主企業・いすゞを結んで、双方向・リアルタイムの情報通信が可能となる。期待される効果として、トラックの省燃費、徹底された安全運行などがあげられる。
こうしたシステムの普及により、物流面から経営に必要とされる情報が、収集可能となってきた。今後は、ロジスティクスを実現するために必要な物流活動から発生する情報収集及び分析面において、様々なアプリケーションやコンサルティングなどのソフト的なサービスが必要とされてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:23| 知識