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2004年04月13日

【知識】住友大阪セメント 既存リソースで新規事業に参入

住友大阪セメントはフロン破壊処理事業に参入する。国内4工場にて年間1500トンのフロンを破壊できる体制で臨む。

参入に際して、既存の生産設備を活用する。セメントを生産する摂氏1450度以上の回転式窯にフロンを投入することでフロンを安全に破壊できるとして、他の処理業者より2、3割安く受託する。対象は、業務用の空調機やカーエアコンなど、2006年度に10億円の売上を目指す。

既存の技術を転用する今回の事例は、経営資源を有効に分配すると言う意味でロジスティクス的な発想といえる。今後も、こうした社内リソースを他分野へ転用するケースはリスクが少なく増えてくると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:13| 知識