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2004年04月14日

【知識】東京スター銀行 ATM無料化の内実

東京スター銀行は、他行の利用者でも同行のATM(現金自動預払機)を無料で使えると発表した。これにより、約1700の金融機関の利用者がサービスを受けられる。

同行は今回のサービス導入にあたり、ATMの運用を富士通に全面委託する。機器の費用や警備、護送費用、保守などのコストを将来的に年間45億円の削減を見込む。

また全面委託のメリットを生かし新紙幣の発行に伴う保守メンテナンスや、新規種への変更などにもコスト抑制が期待できる。

コスト削減の為、外注利用を選択する企業は多いが、今回のように、単なる外注に留まらず、利用者の利便性の向上と、コスト削減を同時に目指す、同行の試みは、部分最適の外注利用に留まらず利用者をも意識した全体最適のロジスティクス的な試みと言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:12| 知識