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2004年06月11日

【知識】沖電気、書面電子化ソリューションシステムを新光証券に納入

沖電気工業株式会社は、書面電子化ソリューションの提供を開始した。第1号ユーザとして新光証券株式会社に「顧客徴求書類(証券総合口座(MRF口座)開設申込書など、金融機関等が顧客から徴収する書類)のイメージワークフローシステム」を納入し、5月末から新光証券の全国約100箇所の営業店舗、およびバックオフィス事務会社である新光証券ビジネスサービス株式会社(以下SBS)の全国4箇所の事務所において本格稼働を開始した。
今回提供を開始するシステムは、金融機関が顧客から徴収する各種書類などの帳票をデータ化し電子情報として取扱うことにより情報エントリやファイリング、進捗管理といった各種業務を統合し、ワークフロー管理を実現、大量の顧客徴求書類をイメージデータとして取扱え、従来の煩雑な業務を効率的かつ迅速に処理出来るようになる。直近のイメージデータはハードディスクに保管するため、イメージの高速参照が可能となる他、印鑑照会システムとの連携により、印影・署名の照合支援機能を使用することも可能である。
新光証券は、書類をイメージとして取り込み、電子情報として処理することにより、業務の効率化やお客様への迅速な対応が可能になると考え、このシステムを導入した。沖電気では今後、本システムを証券会社を中心に拡充、金融機関向けに積極的に販売していく予定。
このシステムは、業務処理の短縮、作業効率化によるコスト軽減を実現しつつ、口座開設迄の所要時間短縮、顧客満足の向上を図れるなど、ロジスティクス的な取り組みに大きく寄与するシステムといえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:08| 知識