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2004年06月25日

【知識】リコーシステム開発株式会社、高精度・高機能の文字認識システム開発

リコーシステム開発は、手書き文字や活字が記入された帳票をFAX受信し、OCR処理して自動的にテキストデータに変換できる手書き漢字FAX/OCRシステム「伝匠 V8」を開発し、発売する。
今回のバージョンアップの内容としては、リコーの最新OCRライブラリーを採用。手書き文字や活字の認識率が向上したほか、姓名・住所・ユーザー辞書を参照して認識結果を修正する知識処理性能の向上や、帳票を分類して位置合わせを行い、登録された領域の情報を抽出する性能の向上などを実現。
最新OSであるMicrosoft社のWindowsXPやServer2003に対応。
帳票、アンケートなど手書きデータの電子化は、これまで非常に手間とコストのかかる作業であり、且つ昨今の個人データの保守義務の強化の意味合いから出来るだけ間接的な手法は取りたくないと言うユーザー側から要望が強かった。本商品はこれまで以上に精度の良いデータベース作成が容易になるほか、データ修正時の融通が効くことから、コストダウンと保守性を大幅に向上させることに繋がるものであり、データ処理関連業務でのロジスティクス的取り組みにつながると言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:52| 知識