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2008年06月23日

【物流】RORO船輸送量、4倍超

2007年度「内貿ユニットロード貨物流動調査」の結果が国交省によって発表された。

これによると、前回調査が実施された2000年度に比べRORO船を利用した車両による貨物輸送量が4倍以上に急増していることが分かった。

同調査は、RORO船、内航コンテナ船、フェリ−による港湾の利用状況、内貿ユニットロード貨物の流動実態を的確に把握する目的で、船社・フェリ−会社など65事業者を対象に2007年11月の1ヶ月にわたり実施された。

調査の結果、2007年11月のフェリ−による輸送量は282万トン、RORO船103万3千トン、コンテナ船が43万7千トンで総貨物輸送量は428万9千トンとなった。RORO船を利用した車両による貨物輸送量は、71万8千トンとなり前回調査時の16万2千トンから4倍超となった。また、貨物の輸送形態別では、車両による輸送329万9千トン、コンテナ貨物75万6千トン、商用車(中古車・建機を含む)21万1千トン、直積2万6千トンとなっている。

全コンテナ輸送量75万5千トンの内、RORO船・コンテナ船による輸送量は61万2千トンで、この内、外貿コンテナフィーダー輸送量が63%と半数以上を占め、前回調査時の4万9千トンから38万6千トンと、こちらは8倍近く増加した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:29| 行政関連