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2004年08月05日

【知識】デジタルフォレスト、Webマーケティング分析ソリューションをリクルートへ全社レベルで導入

デジタルフォレストは、リクルートがデジタルフォレスト社製 Webマーケティング分析ソリューション「Visionalist(ビジョナリスト)」を全社レベルで導入することを本日発表した。
インターネット広告は、セグメント化されたターゲットまでの到達力が優れていることなどが高く評価されており、企業がインターネット広告に投資するコストも、他の広告媒体への投資が減少している中で、ますますその比重が増加することが予想される。インターネット広告に投資したコストを確実に回収して、さらに広告効果を高めるためには、広告効果を計測してPDCAサイクルを継続的に回すことが重要であると認知されつつある。
Webマーケティング分析ソリューションの「Visionalist」は、全社レベルにおける各サービスサイトの日次のユニークユーザー数、PV数などの基本統計分析に加えて、広告効果測定、Webサイト内の来訪者行動履歴を高速かつ容易に分析できるため、Webサイトを活用した集客構造の最適化のためのマーケティングデータを取得することが可能になった。これに加え利用者が使いやすい優れたユーザーインターフェースなどが評価され、この度リクルートに採用された。
リクルートは、「Visionalist」を導入することで、バナー広告、検索ワード広告などのインターネットの広告効果を全社横断の統一指標で評価し、集客戦略策定に活用する。また、より使いやすいWebサイトの設計を行い、ユーザーのニーズを感じ取ることで、新たな商品を開発するためのマーケティング施策への活用も視野に入れている模様。
使いやすいWeb分析ツール導入により、企業のWeb担当者は、即座にユーザーのリアクションを把握することが出来る。また、大規模な企業にとってHPは、重要なツールとして認知されており、キャンペーンなど各部門からの要請と調整が必要不可欠となってくる。
各組織・部門との調整が必要となってくるWeb担当部門においては、こうした効果測定から、より目的にあったWeb開発につながり、各部門との協議を行う上で、明確な数値による説得にもつながる。今後、Web担当者はロジスティクス的な視野に立った部門としての存在意義が増してくるだろう。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:44| 知識