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2005年01月11日

【知識】コンチネンタル航空、燃料価格の高騰に伴い日本発運賃に「燃油サーチャージ」を設定

コンチネンタル航空は、燃料価格の高騰に伴い、日本発運賃に対し「燃油サーチャージ」を設定することを決定した(2004年12月6日に国土交通省認可済み)。
昨今の燃油価格の上昇は、過去に例を見ない規模のもので、業績に多大な影響を与えており、改善策とコスト削減の努力を続けてきたが、今回旅客の一部負担を求めざるを得ない状況にあると判断し、サーチャージの適用を決定した。
適用額は、太平洋路線およびホノルル路線片道25米ドル、ミクロネシア路線片道15米ドルで2005年1月20日発券分から適用開始。廃止条件として「C&F ジャパン」*において、5連続営業日80セントを下回る価格が表示された場合、このサーチャージの設定を廃止する。また、小児・幼児の「燃油サーチャージ」は大人と同額とする。対象運賃としては日本発公示運賃のみ。パッケージツアー用/団体用航空券は適用外とする(ただし、これらについても今後適用を検討)。
燃料価格高騰は様々な企業運営に大きく影響を及ぼしている。今回の「燃油サーチャージ」導入に際し、各方面への経路便ごとに準じた妥当なチャージ設定と、燃料市況に柔軟な対応を可能とするロジスティクス的な判断を可能とする情報連携などが重要になってくる。

*注「C&F ジャパン」は米マグローヒルズ社が発表しているジェット燃料価格の指標。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:58| 知識