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2005年02月08日

【知識】NRIセキュアなど、PCのセキュリティ対策と情報漏洩防止を一括管理する総合対策システムを発売

NRIセキュアテクノロジーズは、インテリジェント ウェイブと、PCセキュリティ関連商品の連携し、PCのセキュリティ対策と情報漏洩防止を一括管理する総合対策システムを3月より販売開始する。
連携した新システムではセキュリティポリシーを組織内で配布・管理・強制することが可能となり、エンドポイントでの情報セキュリティを設定・使用方法の両面から確保できる機能を備える。
上記の機能は、NRIセキュアのPCセキュリティ対策・管理システム「SecureCube/PC−Check」と、インテリジェント ウェイブの情報漏洩対策システム「CWAT」の機能を連携させることにより可能となった。
NRIセキュアの「SecureCube/PC−Check」は、組織内の各PCに対するセキュリティパッチの適用状態やアプリケーションの設定状態をチェックし、管理者がこれを一覧管理し必要に応じて細目を確認する機能を持つ。また、組織のポリシー・対策基準を満たさないPCの通信を切断することも可能。一方、インテリジェント ウェイブの「CWAT」はUSBメモリ、フロッピーディスクや書き込み可能なCD/DVDによる情報の持ち出し、LAN外での不正操作の抑止・報告、未登録端末の検知など、情報漏洩につながる一連の操作を監視・防止する機能を持っている。
今回の両製品の連携により、「SecureCube/PC−Check」がチェックしていたセキュリティ項目と「CWAT」がチェックしていた情報漏洩対策項目を、組織のセキュリティポリシーとして一元的に管理できることとなる。ポリシーはCWAT管理コンソールより各PCに配信され、個別PCのセキュリティ設定はSecureCube AgentよりSecureCube診断管理サーバに送信されます。このポリシーと診断結果の連携により、各PCは設定したポリシーの範囲に動作が限定され、もしくは警告を与えられることになる。
昨今、企業の情報漏洩に対する事件が増加する中、ハード、ソフト両面での情報漏洩を防ぐオフィス環境の整備は、法的側面、顧客からの信頼獲得など、必要不可欠となってきている。PCなど組織に関係なく配布される機器についてのセキュリティ対策は横断的な取組により実現し、ロジスティクス的思考が不可欠な部分でもある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:25| 知識