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2005年02月22日

【知識】アイ・シー・エフ、インターネット広告代理店事業のバリタスを完全子会社化

アイ・シー・エフ(以下i-cf)とバリタスは、i-cfがバリタスにおける株主総会での決議を条件に、インターネットの広告代理店事業を展開するバリタスを、i-cfの株式交換により完全子会社化することで合意した。
バリタスは、モバイル分野の広告を事業の中核としており、全キャリアのあらゆるメディアを取り扱い、企画からプロモーションの実施、効果測定までを一貫して提供している。
i-cfは、これまで、ブロードバンド広告事業などインターネット広告の分野においてはPC向けの広告を主に扱ってきたが、今回の子会社化を機にモバイル広告の分野へも本格的に進出する。モバイル広告の市場は、変化が激しいため、迅速に環境の変化に対応するとともに、顧客ニーズにマッチした効率的なプロモーションの提案を常に行うことが肝要であるため、実績のある会社の買収というかたちをとった。インターネット広告の分野は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオの各種広告に比べ、順調に拡大している分野であり、i-cfグループでは、そのもっとも拡大しているインターネット広告の分野において、特に「ネットシネマ」に代表されるブロードバンド広告を中心に事業を展開してきた。今回の買収によって、サービスラインナップにモバイル広告が加わり、同社の顧客に対し、幅広い提案を行うことが可能になる。また、平成16年12月24日に開示した株式会社大阪第一企画の買収により出版関連広告の強化を行ったが、今回の買収で、インターネット広告、出版物と提案可能な広告の幅が広がることとなる。
今後は、同社グループ全体としての総合力を生かしたソリューションサービスの提供により、顧客満足度を一層高める方針。また、i-cfの子会社であるディー・アンド・オービットの得意とするセールスプロモーションの提案においても付加価値が加わるなど、i-cfグループ全体での相乗効果を発揮することで、さらに強固な収益基盤を確立する。
顧客ごとに効果的な広告サービスを提供する上で、現在、各業界より重要視されているネットでの広告と雑誌媒体等での広告を組み合わせ、同社独自のノウハウを活かした複合的な広告サービス戦略によるサポートが可能となると思われる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:08| 知識