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2005年02月24日

【知識】東京電力、オール電化の販売営業力強化に向け「生活エネルギーデザインセンター」を設置

東京電力は、本年3月1日付けで、オール電化の販売営業力を強化する観点から、サブユーザーをはじめとする顧客への提案活動や様々な技術的ニーズに対応する営業活動への支援を目的として、販売営業本部営業部内に「生活エネルギーデザインセンター」を設置する。
同社は、家庭用などのユーザーにおける販売電力量の開拓目標として「平成18年度の新設住宅等に対して15%相当をオール電化住宅にする」ことを掲げ、住宅デベロッパーや工務店をはじめとするサブユーザー、ならびに一般ユーザーに対し、幅広い営業活動を行っている。
こうした中、特にサブユーザーのへの営業活動においては、住まいに関する様々な建設・設計技術や住宅プランに対する総合的な知識が必要とされ、ユーザーからの内線設計・施工面でのニーズも高度化・多様化が進んでいる。
こうしたことを踏まえ、今回設置する「生活エネルギーデザインセンター」では、住宅全般にわたり高度で専門的な知識や技術を有する人材を集中させ、迅速かつトータルでユーザーの様々なニーズに対応できるよう、営業機能の強化・支援を行っていく。
具体的には、建築、電気、通信等の技術者を社内の各部門から集め、個別提案書や提案ツールの作成など「営業スタッフの提案サポート」、建物のオール電化リフォームをはじめとする「高難易度案件の技術提案」、加えて「生活エネルギー分野の技術開発戦略の立案ならびに商品企画」などを担当する。
今後は、社内外から広く人材を登用するとともに、営業スタッフとの人事ローテーションも行いながら、全社的な技術力の向上を図り、さらなる販売営業力の強化を目指す。
「生活エネルギーデザインセンター」の設立と、それにともなう人事ローテーションにより、知的・技術に関する情報共有が図られることから、電化住宅拡販にむけたロジスティクス思考に基づくナレッジ・マネジメントと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:04| 知識