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2005年03月10日

【知識】エルピーダメモリ、広島エルピーダの300mmウェハ対応新工場に1000億円強を投資

エルピーダメモリ、および広島エルピーダメモリは、広島エルピーダの敷地内に建設中の300mmウェハ対応新工場(以下、新工場)で初の量産設備投資を決定した。
今回決定した投資の具体的内容として、現在、最大稼動時で月産60,000枚規模のE300第2棟を月産15,000枚まで設備を増強。月産15,000枚フル生産は、2006年度第1四半期までの立ち上げを予定。また、環境面では、従来からの廃棄物ゼロ・エミッションと排水の85%強の再利用と、半導体工場としては世界最大級のCGS(コージェネレーションシステム)設備を導入することで、CO2排出量の20%削減を目指す。
グローバルな競争が続く半導体業界において、生産設備の増強は、市況を睨んだ重要な意志決定によるものであるが、同時に環境面に配慮した設備とするため、環境対策と生産、その他機能を果たす組織を越えた横断的な意志決定が行われたものと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:42| 知識