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2005年04月13日

【知識】ヤマハ発動機、100%電気で走るEV製品の総合情報発信ステーションをオープン

ヤマハ発動機は、ヤマハエレクトリックコミューター「EC−02(イーシーゼロツー)」や「Passol(パッソル)」など、100%電気で走る“EV(Electric Vehicle)”製品の総合情報発信ステーションとして、東京・お台場「メディアージュ」内に「EV GALLERY」を2005年4月12日よりオープンした。
これは、製品の機能・性能向上に取り組むだけでなく、EV製品の利用環境整備まで視野に入れた総合的なEV普及活動の一環であり、2003年12月から東京・葛西、品川、軽井沢などにて展開していた「Passol Gallery」の発展形である。
「EC−02」や「Passol」が昨今ニーズの高まりを見せている環境意識や手軽さ・おしゃれ・遊び感覚など従来の乗り物概念にとらわれず、走行以外の楽しさも考慮し開発したモデルであることから、日ごろ二輪車と接点のないユーザーにもコミューターというEV製品を理解してもらうために、様々なターゲット層が集まる人気スポットに設置した。 
「EV GALLERY」は「EC−02」や「Passol」の展示はもちろん、実際にEV製品を触れてもらうことにより、ヤマハEVの認知を深め、ヤマハの考える環境に配慮したライフスタイルを提案したいと考えている。
なお「EV GALLERY」には以下の4つの機能を持たせている。

・ショールーム機能
 「EC−02」を中心とするEV製品の展示や情報提供など 
・リサーチ機能
 来場者に対する製品評価、ライフスタイルなどの調査を行いよりよい製品開発に活かす。 
・セールス機能
 WEBと連動したリアルショップとしてビジネスモデルの検証を行う。
・パブリシティ機能

キャンペーンの告知やイベントの開催など
都心の人気スポットへ洒落た感覚のショールームを設置することで、これまで二輪車に対して興味が高くなく、接点が少ない顧客層に対し、的確な情報発信が可能と考えられる。ショールーム開設に関して、EV、そして同社のブランド認知を深める目的を達成するため、立地条件、ショールーム内のデザイン、担当者の教育等、様々な意志決定が行われたと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:04| 知識