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2005年04月15日

【知識】ぴあと代々木ゼミナール、模擬試験の受験チケットを「電子チケットぴあ」で販売

ぴあと代々木ゼミナールは、代々木ゼミナールが全国で開催している模擬試験の受験チケットを「電子チケットぴあ」で販売することに合意し、4月19日より受付を開始し私大模試から販売を開始する。受験予備校とチケット流通会社が組んで受験チケットを販売するのは今回が初めてとなる。
これにより受験希望者は、代々木ゼミナール窓口、郵送、契約書店など従来の受付に加え、ぴあが保有するチケット販売インフラ(CVSを含む全国2万件超の店舗ネットワーク、電話、インターネット)を活用することで、受験資格をより簡単に(店舗数で100倍以上)得ることができる。また、「電子チケットぴあ」では、郵送や書店では難しかった試験実施日の前日(17:00)まで受け付けることができるため、直前でのさらなる申込が可能になる。
少子化と大学志願率の頭打ちにより大学・短大への進学希望者が減少傾向にある中、代々木ゼミナールは今回の取り組みを通じてぴあの販売インフラや宣伝プロモーションを活用し、受験者の利便性向上とイメージのさらなる向上をはかる。一方、ぴあはエンターテイメント以外の新しいジャンルのチケット販売の拡大に繋げていく。
既存チャネルと一括した予約状況管理体制の実現や試験実施日前日までの受け付け対応など、単純なシステムの導入だけではなく、両社間における業務分担など、ロジスティクス的な運営体制構築がなされていると思われる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:03| 知識