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2005年05月18日

【知識】パソナなど、50歳以上を対象に生活支援サービスを展開する新会社「NARP」を設立

総合人材サービスを手掛けるパソナは、グループのベネフィット・ワンおよび東京電力らとの共同出資により、50歳以上の団塊・シニア世代を対象に生活支援サービス、雇用創出事業等を行う『株式会社NARP(ナープ)』を設立した。
日本では少子高齢化が急速に進んでおり、特に"2007年問題"といわれる、いわゆる団塊世代の大量定年退職など、中高年層をとりまく雇用・生活環境は大きく変化しつつある。一方で、50歳以上の年代は"アクティブシニア"とも呼ばれる非常に活動的な世代でもある。しかしながら、長年所属した企業を離れ、セカンドライフをスタートすることに対し不安を覚える方々も多いのが現状。そこでパソナと企業の福利厚生のアウトソーシングサービスを手がけるベネフィット・ワンが、シニア世代を対象に様々なサービスを展開する東京電力の3社が中心となり、団塊・シニア層を対象に、定年後も変わらない福利厚生サービスが受けられるよう、旅行、レジャーから資産運用や法律相談、健康診断などの生活全般のサポートに加え、シニア世代のセカンドキャリアをサポートする再就職、雇用支援サービスも提供するNARP(ナープ)を設立した。会員として50歳以上の団塊・シニア世代を組織化し、スケールメリットを活かしながら多様なサポートを受けられる仕組みを構築、5年後には20万人の会員数を目指す。
高齢化社会における企業への安定した人材供給、登録者の安定した確保を目指し、グループの持つノウハウを結合し、また介護事業などにおいてもさまざまな取り組みを展開する東京電力のノウハウを吸収することにより、高品質なサービスを提供するロジスティクス的な取り組みといえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:50| 知識