<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年06月20日

【知識】サントリー、鳥取県日野郡江府町に天然水事業用地を取得し工場進出

サントリーは、鳥取県、江府町と天然水事業用地取得の合意に至り、2005年6月15日(水)、工場進出協定書に調印した。
同社は、1970年の水事業開始以来、全国各地の良質な水源を求める調査や研究を続けており、現在、「南アルプス・甲斐駒ヶ岳」「阿蘇山」という2つのエリアから、良質な水源で育まれた「サントリー天然水」を販売している。
こうした活動のなかで、今回、「サントリー天然水」ブランドにふさわしい新たな水源として、豊かな自然に囲まれ、良質な水に恵まれた大山南麓の江府町と用地取得契約に至った。この新しい水源の取得により同社は、拡大を続けるミネラルウォーター市場において、さらなる製品の安定供給を目指す。
また、環境立国として知られる鳥取県や江府町と連携し、「奥大山」の豊かな自然と水資源をはぐくむ環境を大切に守る活動を展開していく予定である。
現在、同社ではTVや雑誌等で、天然水利用をした商品コンセプトを全社的にPRしている。今回の新たな水源確保のための用地取得は、同社の一貫したコンセプトが伺える。天然水を同社のイメージ面や商品開発面において差別化とするため、広告部門、商品開発部門、財務、調達部門など、各セクションを横断した意思統一によるロジスティクス的活動と言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:07| 知識