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2005年07月20日

【知識】ナムコ、岸煉などから温浴施設を事業承継

エンターテインメント企業のナムコは、更生会社岸煉(きしれん)ほか2社が所有する温浴施設「クアオルト・リバティ 泉州健康センター」の事業承継に関する契約を、2005年7月13日に締結した。「クアオルト・リバティ 泉州健康センター」は天然温泉のほか、レストランや大宴会場などを併設した。家族連れから高齢者まで幅広い年齢層に好評な施設とした。
今回の契約は、"癒し"をテーマに展開できる新しいエンターテインメントの形態を模索していたナムコと、会社更生手続のもとスポンサーを募集していた岸煉ほか2社との間で、諸条件が一致したことにより締結されたもの。今後ナムコでは、50年の歴史の中で追求・創造してきた新しいサービスの中に"癒し"と"リフレッシュ"をキーワードとした要素を盛り込み、エンターテインメント性の高い施設としてこの施設を運営していく。同社の持つゲームや食に関するアミューズメント施設の運営ノウハウに加え、新たに"癒し"と"リフレッシュ"をキーワードとした複合施設の運営ノウハウを取得するため、事業継承することで、自ら施設を作り上げるよりもコストや時間的なメリットも創出できると考えられる。今回の事業継承決断にあたり、同社のロジスティクス思考が見受けられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:31| 知識