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2005年03月04日

【流通】大日本印刷、インターネット通販向けに電子カタログ制作サービスを開始

――リアル・ネット双方を使いこなす消費時代――

大日本印刷は、印刷物のDTPデータを元に、Webブラウザで閲覧可能な電子カタログを、短期間で制作するサービスを開始した。
この電子カタログは、ブラウザの標準機能のみで、印刷物と全く同じ体裁・ページ構成を再現し、かつ、インターネット通販に使えるよう、商品注文ボタンが埋め込まれたもの。今回同社は、この商品注文ボタン作成を、サピエンスとの共同開発によって自動化した。これによって、インターネット通販向け電子カタログの制作期間を大幅に短縮することが出来、印刷物のカタログの公開と同時に、電子カタログを公開できるようになった。
サービスの第1号ユーザとして、同社は、アスクルの電子カタログ制作を受託。アスクルの電子カタログ
『アスクル・インターネットショップ』は、最新の印刷物のカタログ発刊と同日の、本年3月1日より閲覧および商品注文が可能となっている。アスクルへの導入効果として、顧客に対するサービス向上と、プラグイン不要による使いやすさでWebからの注文の増加を見込む。
同サービスの利用により、Webと印刷物制作の効率化が進むほか、利用者(閲覧者)から見たイメージの統一も図られることから、購入検討時の情報収集が非常にスムーズになると考えられる。消費者が商品を購入する際、以前にも増して情報収集活動を行う傾向にあり、リアル・Web双方での統一した情報発信と受注受付により、購入機会創造につながると考えられる。リアル・ネット双方を使いこなす消費時代に適したサービスとして注目される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:02| 流通