<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年06月09日

【流通】ビックカメラ、家電量販店初のオリジナル「店頭BTO方式のパソコン」の販売開始

――買い換え需要期に躍進する量販店PCブランド――

MCJビックカメラは、マウスコンピュータ製のビックカメラオリジナル「店頭BTO(オーダーメード)方式のパソコン」の販売を開始。家電量販店のオリジナル「店頭BTO方式のパソコン」の販売は日本初となる。
オリジナル「店頭BTO方式のパソコン」は、ビックカメラのパソコン館池袋本店、新宿西口店、有楽町店の3店舗で6月8日(水)から販売を開始し、順次、各店舗及びビックカメラのネットショップである「ビックカメラ.com」に展開していく予定。
消費者はビックカメラの各店舗に設置された専用端末を利用することで、商品を実際に手に触れて確認できる店舗購入の優位性を提供しながら、常に最新のテクノロジーをいち早く低価格で購入することが可能になり、自分だけのカスタマイズされたオリジナルパソコンが制作できる。サービス開始時は、7種類のベースモデルと13項目の変更パーツを用意し、順次商品ラインナップを拡充していく予定。
家電量販店では、既存メーカーのPCを取り扱っており、顧客ニーズを捉えやすい他、店頭での販促活動も行いやすい。ブランド面では、既存メーカーとは一線を画す必要がある。今回、BTO方式を取り入れることで、上級者層をターゲットととし、機能、価格面で訴求効果を高める狙いがある。PCが普及段階を終え、次世代のBB時代に求められるスペックを要した買い換え需要及び利用方法の提案が求められる中、集客力のある店頭での販売網を持つ家電量販店の独自商品販売は、PC買い換え時の大きな選択肢ともなってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:56| 流通