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2005年06月14日

【流通】アイオイクス、Blogビジネスソリューション製品流通開始

――全国チェーン展開とWebを活用した地域マーケティング戦略――

アイオイクスは多店舗Webサイト運用管理システム「Multi−Store Site Manager」(マルチ・ストア・サイト・マネージャー、以下MSSM)をソフトバンクBBを通じて、2005年6月から流通を開始。
MSSMとは、多店舗展開をしている企業やフランチャイズ本部が、数十から何百・何千と言う店舗別のウェブサイトを個別に構築し、運用管理するための多店舗サイト運用管理システムである。店舗単位でウェブサイトを開設し、店舗スタッフが直接顧客へ情報発信が可能となることで、店舗のインターネットを通じた新規顧客開拓と販促支援を実現する。
MSSM開発の背景として、近年、インターネットを利用して地域情報や店舗情報を検索する人の数も増え続けている。その一方、何百・何千と言う店舗を抱える大企業でも、インターネット上の仮想店舗は開設していても、既存店舗のインターネット戦略に関しては、サイト構築や運用管理に莫大な費用と労力がかかることもあり、ほとんど何もなされていないのが現状。店舗や支店単位でサイトを独自に構築している場合もあるが、企業サイトとして十分な品質やデザインを伴っていなかったり、更新が止まっており古い情報だけが掲載されている場合もあり、インターネット上のブランド管理ができていない企業も多々存在する。
アイオイクスでは、多店舗展開をしている企業が簡単に店舗別サイトを構築・運用管理でき且つ店舗サイト毎に地域の顧客を誘導し、新規顧客の開拓や既存顧客との関係構築を実現するための統合ウェブ・ソリューションとしてMSSMを開発した。
MSSMの主な機能として、複数の店舗サイトを一括で開設可能にしており、1,000の店舗サイトを1日で作成できることや、店舗サイト毎にサイト更新スタッフを配置し、ホームページ作成の知識が無いスタッフでも、商品情報、地域情報等のページを簡単に作成・更新可能。また、SEO対策機能により、複数の検索エンジンに効率的に登録され、店舗サイトを設置するだけで検索エンジンからのアクセス数増加させるなど、さまざまな機能が盛り込まれている。
これまで店舗毎の特色を情報発信するサイト構築には、それぞれ店舗からの情報と、Webを統轄する組織との連携が必要不可欠であった。今回のシステムでは店舗担当者が、簡単に独自の情報を更新することが可能となり、全国へチェーン展開する小売業や飲食店が、地域毎のマーケティングを強化するツールとして活用されそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:44| 流通