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2005年07月26日

【流通】マイクロソフト、「MSN電話帳」を提供

――高い更新頻度が求められるネット流通時代――

マイクロソフト、電話帳検索サイト「iタウンページ」を提供するNTT番号情報(以下、NTT‐BJ)及びポータルサイト「goo」を提供するNTTレゾナントの3社は、マイクロソフトが提供するポータルサイト MSNにおいて全国1,100万件の店舗・企業情報が検索できる「MSN電話帳」サービスを提供することについて合意し、2005年7月21日(木)からサービスを開始した。「MSN電話帳」の提供により、MSNを利用するユーザーはこれまで以上に、生活に密着した地域情報を、より迅速、かつ手軽に入手できるようになる。今回の連携に基づき、3社は共同で「MSN電話帳」のさらなる利便性向上に向けて検討を行う予定。「MSN電話帳」は、全国約1,100万件の店や企業の情報を検索することができるサービス。キーワード検索のほか、地名、駅名、業種名カテゴリからの検索が可能で、検索結果からは、社名や店舗名、電話番号、住所、地図のほか、一部の広告掲載企業・店舗については、サービス内容やクーポン等の特典、営業時間などの詳細情報を見ることができる。
タウンページという消費者認知度の広いブランド力と、紙媒体に比べてすばやく情報更新できる利点があるネット機能の融合は、新たな地域情報サイトポータルサイトとして、広く利用される可能性がある。今後、既存の情報雑誌を含め、地域情報のポータルサイト化により、情報発信側にとっても、発信する情報更新頻度を高める活動が求められてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:58| 流通