<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年09月08日

【流通】ラオックスなど「ラオックス・グラファージショップ」をオープン

――時代に適合した集客力を誇る新たな流通店舗――

グラファージ、シグマスタッフラオックス、の3社は業務提携を行い、東京・秋葉原にあるラオックスの旗艦店「ザ・コンピュータ館」地階に、国内初のリハビリと介護予防の専門ショップ「ラオックス・グラファージショップ」をオープンする。
背景として、平成18年4月より介護保険の改正法が施行されることにより、従来の「介護サービス」に加え「介護予防サービス」という新しいサービスが、新たに約200万人の高齢者を対象に提供される。新たに介護予防サービスを担う福祉施設では、介護予防用の機器・用具、また、それらを用いて行われる介護予防プログラムに関する情報が不十分であり、これらを求める声が高まっている。しかしながら、従来、体系的かつ網羅的にこれらを揃えたショップは皆無であった。
このようなユーザーサイドの要望に応えるため、「ラオックス・グラファージショップ」では、安全性と効果性の両面から、優れたリハビリと介護予防の機器用品を一同に品揃えし、また、それらを用いて安全かつ効果的に介護予防プログラムを実施するための研修サービスも用意し、福祉施設のユーザーが求めるサービスを提供する。今後ますます進展する高齢化社会に向けて、3社は今回のショップを協力して運営する事で、実売と共に各専門分野での商品情報を交換でき、新しいジャンルの商品開発、また、新しい流通網を開発する事につなげてゆく意向である。
家電という生活に密着した商品を取り扱う同社及び提携企業の協業により、家電製品が集積する地域での専門ショップオープンは、今後需要拡大が見込まれる介護商品の新たな流通機能として集客力を高めそうだ。今後同様のショップが、他の繁華街などにオープンすることにより、ターゲット層の新たな集客機能となってくるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:10| 流通