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2005年09月21日

【流通】SMBCフレンド証券、映画ファンドを販売

――多様な個人向けファンド商品で投資活動が身近に――

三井住友銀行はグループのSMBCフレンド証券を通じて、映画ファンド「北斗ファンド―英雄伝説―」を10月16日に発売する。人気アニメ「北斗の拳」の劇場用映画などに投資し、ヒットすれば多くの配当金を受け取れるのが特徴。映画ファンドとしては初めて個人向けにも販売する。
このファンドは、投資家から集めた資金で、三井住友銀行が製作会社から映画の著作権を取得。東宝など映画の配給会社やDVD販売会社に著作権の利用を認め、売り上げの一定割合を利用料として受け取り、その一部から配当を投資家に支払う仕組み。
複数社が製作資金を持ち寄る「製作委員会」方式よりも、シナリオ展開や演出の際の小道具の設定や使用方法など、より製作者サイドの意志が反映された作品が台頭してくることも考えられ、作品そのものの出来にも非常に期待がかかる。こうした資金調達法は映画にとどまらず、TV、インターネット番組などにおいても個人向け投資ファンドが開発されてくるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:50| 流通