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2005年11月30日

【流通】NTTデータ「ヘルスポイント実証サービス」開始

――「健康」が価値を生む新たな流通戦略――

NTTデータは、オムロンヘルスケアJTB、JTBベネフィット、ヘルスケア・フロンティア・ジャパン、NTTグループらの協力を得て、「健康に良いことをしたらポイントがたまる」ヘルスポイントサービスの実証サービスを12月下旬より平成18年3月末まで(予定)行う。
本サービスは、健康保険組合等の各種会員組織を対象としたもので、個人が行う健康増進活動のモチベーションをポイントという形で具体的に提示することで、健康増進活動の継続的実施を各組織が支援する。今回、「健康に良いこと」の第一弾として「歩くこと」を取り上げ、歩いた歩数に応じてヘルスポイントを得ることができる。
ヘルスポイントサービスはNTTデータが提供する健康管理支援サービスのメニューとして提供。参加者はインターネット対応の歩数計を用意し、指定のホームページからデータをサーバーに送信する。送信された歩数に応じたポイントが加算される。主な利用者としては健康保険組合の被保険者、被扶養者をはじめ、各種会員組織の会員を想定している。ポイント原資にはサービス利用料の一部と協賛企業の広告宣伝費を想定している。
これまでのポイントの概念とは異なり、健康に良いとされる活動を通して価値が提供される新しい仕組みとして注目される。健康保険組合の保険料の抑制だけでなく、個人の健康度合いに応じたマーケティング活動も可能になってくる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:40| 流通