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2006年12月09日

【流通】カカクコム、「ユーザーレビュー」を開始

――人気商品の寡占化が進むネット時代――

カカクコムは、『価格.com』において、購買サポート情報を更に強化するため、ユーザーから寄せられる評価やレビューコメントをもとに、製品やサービスについてユーザー満足度を表示する、評価コンテンツ『ユーザーレビュー』を12月7日(水)から開始した。ユーザーレビューの参加者には、JCBギフトカード等が抽選であたるプレゼントキャンペーンを実施。
価格.comでは、既にユーザー発信型のコンテンツとして「くちコミ掲示板」が設けられ、2005年11月末現在、累計で460万件以上のくちコミ情報が蓄積されている。
今回、新たなユーザー発信型の情報として『ユーザーレビュー』の提供を開始し、購買サポート情報を更に強化する。
『ユーザーレビュー』は、ユーザーが自分の主観にもとづき、製品の使用感や感想をコメントするとともに、購買のポイントとなる製品ごとに設定された評価項目に対して、5段階で総合的に評価する機能である。
点数評価では伝えられない意見はコメントとして記入でき、点数評価はグラフ化して表示されるので、各製品が支持される理由や強みが一目で分かるだけでなく、専門家ではない一般消費者の本音情報として、製品やサービス購入のための信頼できる検討情報になると考えている。
また、各ユーザーレビューには、「参考になったボタン」を設けられ、どのレビューがより多くのユーザーに支持されているかも確認できる。
将来的にはユーザーの属性を限定した評価結果による製品検索を実施し、ユーザー各々に、よりフィットする商品選びができるサービスを目指す。
Webならではの比較サイトサービス上で、ユーザーの「声」を反映するサービスにより、ユーザー同士での評価情報が共有される。マーケットインが求められる商品は、カテゴリー毎に、売れ筋商品が限定され、人気商品に需要が集中するなど、ネット型の商品流通が進んでくるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:29| 流通