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2008年05月29日

【流通】ミック経済研究所、非接触ICカードソリューションの市場実態調査結果を発表

ーー非接触ICをキーとした技術の拡大ーー

情報・通信分野専門の市場調査機関である、ミック経済研究所は、電子マネーを中心に導入が進んでいる非接触ICカードソリューションの市場実態調査を5月21日に発表した。

調査は、非接触ICカードソリューションベンダー15社を調査対象として、面接取材を中心に調査を実施。その個別実態をベースに市場全体を推定したデータとなっている。また、結果については2006年度83,300百万円、2007年度121,000百万円(前年度比145.3%)、 2008年度163,000百万円(前年度比134.7%)であった。需要分野は、電子マネー分野とオフィス利用におけるセキュリティ分野が中心となっている。

今後、ICチップが搭載された携帯電話(おサイフケータイ)等の普及により、非接触ICカードそのものの普及枚数にブレーキがかかる可能性もあるが、この非接触ICをキーとした技術は今後も着実に拡大していくと考えられ、非接触ICカードソリューション市場としても2008年度以降は年平 均33.1%と高い水準で推移し、2011年度には380,000百万円の市場規模となるものと予測される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:38| 流通