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2005年11月28日

【知識】三菱マテリアル、文書管理システム発売

三菱マテリアルの開発部門戦略事業開発室は、デジタルコンテンツと共同でパッケージ化したPDFによる図面管理システムと、アドビシステムズが開発したLiveCycle(TM) Policy Serverを組み合わせた、電子化した図面を管理するソフトウェアパッケージ「M2S eZuShare」(以下:eZuShare)を2006年2月から販売する。
昨今図面や文書の電子データ化が進んでいるが、データベースへの登録が面倒だったり、電子データ化することによる情報漏洩リスクが増大するなど、システムが現場に根付かない場合がある。eZuShareは、同社の製造現場で培ったノウハウを詰め込んだパッケージ。特徴として、共有フォルダにPDFファイルを複写するだけでデータベースに自動登録される機能や、図面間の親子関係、図面の属性情報(製品コード、材質など)といったメタデータを記載したファイルを共有サーバに複写することよって自動的に登録する機能や、同一ファイル名の図面を自動的に版管理する機能により、簡単に登録してWeb経由で閲覧することが簡単にできるようになる。さらに、データをPDF化して公開する場合の情報漏洩リスクを、アドビシステムズが提供するLiveCycle(TM) Policy Serverを使って回避することのできる日本初のパッケージソフト。
企業にとって情報の共有化とセキュリティ対策は、業種・業態を問わず必要不可欠な取り組みであり、今回紹介したサービスは、企業のロジスティクス活動を情報技術面でサポートするものである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:01| 知識