2005年12月05日
【】知識松下、ブラウン管事業拠点を閉鎖・清算
松下と東芝のブラウン管事業の統合会社である松下東芝映像ディスプレイ（以下ＭＴＰＤ）の製造・販売子会社「ＭＴ映像ディスプレイ ドイツ有限会社」（以下ＭＴＰＤＧ）と「ＭＴ映像ディスプレイ アメリカ（オハイオ）」（以下ＭＴＰＤＡ（ＯＨ））は、両社での生産を今年度中に停止し、その後、清算手続きに入る。
ＭＴＰＤＧは、欧州市場向け大型テレビ用ブラウン管の製造・販売、ＭＴＰＤＡ（ＯＨ）は、北米市場向け大型テレビ用ブラウン管及び投写型テレビ用ブラウン管の製造・販売を行ってきた。しかし欧米市場における昨今の薄型テレビの台頭に伴い、ブラウン管需要の低迷と、厳しい価格競争に直面していることから、ＭＴＰＤにおけるアジア・中国への事業シフトを加速するべく、２拠点の閉鎖を決定した。
薄型テレビの台頭する中、過去の事業を清算するにあたり、松下が掲げるプラズマ拡販など、ロジスティクス戦略に基づく決定がなされている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 13:46| 知識
