<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2005年12月08日

【知識】オリンパス、「資材調達方針」を制定

オリンパスは、オリンパスグループ共通の資材調達方針として、従来からの品質、価格、納期に加えて、法令遵守や人権、労働基準、環境への配慮を重視する企業と取引することなどを定めた「オリンパスグループ資材調達方針」を制定した。
この方針は、調達に関するオリンパスの基本姿勢として、取引先との公正な関係を築くこと、及び取引先選定にあたり法令遵守や人権、労働基準、環境への配慮を重視することを明示している。さらに、オリンパスは調達取引先に協力を呼びかけ、共にCSRを実践することにより、CSRを調達取引先に拡大することを目的としている。
同社は、「生活者として社会と融合し、社会と価値観を共有しながら、事業を通じて新しい価値を提案し、人々の健康と幸せな生活を実現する」という考えをSocial IN(ソーシャルイン)と呼び、あらゆる事業活動を進める上での経営理念として掲げている。この経営理念に基づく行動憲章と行動規範を定めてCSR活動を推進しており、2004年10月には社会の持続的発展に寄与するグローバル企業を目指して、国連グローバル・コンパクトに参加し、人権・労働・環境・腐敗防止の分野における10原則を企業活動に組み入れ、実践していくことを宣言した。今回の取り組みは、グローバル・コンパクト10原則の実践のひとつ。
自社内における活動のみならず、関係する取引先企業からの資材調達に至るCSRの実践は、同社が掲げる経営理念の遵守を目的とするロジスティクス活動と言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:45| 知識