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2005年12月20日

【知識】阪神電鉄、バス専業会社設立

阪神電気鉄道は、新たにバス専業子会社「阪神バス株式会社」を設立し、自動車事業の一部営業を新会社に譲渡して、平成18年6月から同社の営業を開始する。
同社の自動車事業は、昭和4年に前身の阪神国道自動車が営業開始して以来、戦後は一貫して直営事業として取り組んできたが、阪神淡路大震災以降、阪神間を中心とする一般路線バスの利用者が激減し収支が悪化した。これまでにも様々な事業再建策を実施してきたが、収支改善が見られないため、事業を継続するうえで、より抜本的な再建策に取り組む必要性が生じ、現在の契約運転士を主体としたバス専業会社を設立、同社に自動車事業の一部を営業譲渡する。
抜本的な改革を推進する上で、様々な選択肢の中から今回の専業子会社設立が選択された。事業環境の変化に対し、歴史ある事業の再構築へ向け、抜本的な事業再構築案を決断、遂行する上で、ロジスティクス的な取り組みが求められる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:34| 知識