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2006年01月31日

【流通】読売新聞、テレビニュース番組を配信開始

――ネット活用で求められる新たなビジネスモデル――

読売新聞社は、インターネットを通じてテレビニュース番組を配信する「読売ニュースビデオポッドキャスト」を始めた。配信サイトは、読売新聞社のニュースサイト「YOMIURI ONLINE」。ニフティが運営するポッドキャスティングの専門サイト「Podcasting Juice(ポッドキャスティング ジュース)」でも、スペシャルプログラムとして配信される。
「読売ニュースビデオポッドキャスト」は、CS放送「G+(ジータス)」で平日夕方に放送されている「読売新聞ニュース」を、当日午後6時30分に公開。夕刊の最新ニュースを、映像とともに配信する。
朝刊の主なニュース、社説などを配信している音声番組「読売ニュースポッドキャスト」と組み合わせて視聴すれば、その日の主なニュースがわかるようになる。
利用方法は「YOMIURI ONLINE」内の番組ページにある「パソコンで再生」ボタンをクリックすると、動画ファイルのダウンロードが始まる。また、「iTunes(R)に登録」ボタンにリンクされたURL(RSSフィード)をiTunesなどのビデオポッドキャスティング用ソフトに登録すれば、新しい番組が公開されるたびに自動ダウンロードできる。
ニュースなどのコンテンツ配信において、従来の新聞社としての取り組みが注目されている。ネットならではの特徴を活かした配信サイトの構築は、既存メディアの活用方法を含め、大手新聞社のビジネスモデルの再構築にもつながると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:24| 流通