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2006年02月13日

【流通】ウェブマネー、携帯電話向け新決済サービスを提供

――小額決済化で変わるコンテンツ流通――

プリペイド型電子マネー"WebMoney"の発行元、ウェブマネーは、本年度から携帯電話向け決済サービスに本格的に取り組む。第一弾として、ID、パスワードを入力せずにコンテンツ決済を可能とする「ケータイウォレット」の提供を開始する。
このサービスは、携帯電話でのコンテンツ課金代行を行なうもので、ユーザはID、パスワード、クレジットカード番号、プリペイド番号、などの入力の手間が一切不要。
携帯3キャリア全てに対応しており、今秋のナンバーポータビリティー開始以降も通信キャリアに左右されず継続課金を期待するコンテンツプロバイダー、非公式サイトからの需要を見込んでいる。
WebMoney決済は既に50以上の携帯コンテンツに導入されているが、このサービス開始によりユーザは従来の手続きから更に簡便な方式でコンテンツ決済ができるようになる。事前に4桁のパスワードを携帯サイトに登録することで、2回目以降はパスワード認証手続きが一切不要となる。なお、支払いは「WebMoneyウォレット」からの即時引落しとなる。
デジタルコンテンツの購入や情報サービスの利用など、月額利用料が主流であったが、新たな決済プラットフォームにより、これまで以上に小額決済が気軽に利用できるようになる。コンテンツ提供者のビジネスモデル、消費者のコンテンツ購入意識に影響を与えそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:56| 流通