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2006年03月07日

【流通】阪急百貨店、台湾の統一企業グループと業務提携

――日本流通ブランドのアジア進出――

阪急百貨店は、台湾の食品・流通・小売業界有数の企業集団である統一企業グループと、台湾における百貨店事業に関して業務提携することで、3月3日に基本合意した。
統一企業グループは、台湾第二の都市である“高雄市”に建設を予定している台湾最大級のショッピングセンター「夢時代購物中心」(2007年春オープン予定)の核店舗として、百貨店を新設する予定。
この百貨店は、統一企業股●有限公司と統一超商股●有限公司が出資し設立した「統一百華股●有限公司」が経営を行う。
同社では、統一企業グループからの要請を受け、同百貨店に対して、開店準備と管理・運営に関わる技術指導を行う。(文中の●は人偏に分の文字)
台湾内の新たなショッピングセンター開設にあたり、日本の百貨店としての技術的指導を通じて、日本独自の流通ノウハウが活かされるだけでなく、同社としてアジア市場への新たなビジネスチャンスにもつながる可能性がある。日本の流通業ブランドが、アジア市場において、より存在感が高まってくることが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:35| 流通