<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2006年03月17日

【流通】ヤフー、IT系情報サイトと共同バナー広告を展開

――Webサイトの集客力の価値転換時代へ――

Yahoo! JAPAN(以下 ヤフー)は、3月14日より「Impress Watch」「ITmedia +D」と連携して、ブランディング型の共同バナー広告「Yahoo!ニュース デジタルネットワーク ビルボード スーパーバナーMega(以下、デジタルネットワーク)」の販売を開始する。
「デジタルネットワーク」は、国内有数のIT系ニュースサイト「Impress Watch」と「ITmedia +D」と「Yahoo!ニュース(コンピュータカテゴリ)」の3媒体にまたがって同一の広告配信を行うネットワーク型バナー広告で、販売および広告配信システムの提供はヤフーが行う。
それぞれ属性の異なるユーザー層を持つサイト同士の相互補完によって、単独では実現できなかったリーチ(広告が到達したブラウザ数)と専門性を同時に強化することができ、デジタル・ITに関心のあるユーザー層をターゲットとしたブランディング型インターネット広告としては日本最大級となる月間約1500万ブラウザへのリーチが可能となる。
ヤフーでは、今後不特定多数へのリーチが可能な「ブランドパネル」などの広告商品に加え、特定多数へのリーチが可能な商品も充実させていく。
ポータル最大手の同社が、IT情報サイトとの広告連携により、特定ジャンルにおける広いリーチが確保されてくる。今後、様々な広告商品の開発が進んでくることで、特定ジャンルのユーザーを抱えるWebサイトの価値が改めて見直され、集客力がビジネスモデルの根源となる可能性もある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:19| 流通