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2006年04月06日

【流通】サントリー、特定保健用食品「黒烏龍茶OTPP」を発売

――新たな商品価値による流通ルートの構築へ――

サントリーは、特定保健用食品「サントリー 黒烏龍茶OTPP」を5月16日(火)から全国で新発売する。
近年、現代人の脂肪の摂り過ぎが問題視されているなか、同社は、長年、ウーロン茶の健康効能に着目し研究を続けており、このほど"ウーロン茶重合ポリフェノール※が、食事の脂肪の吸収を抑え、食後の中性脂肪の上昇を抑制することを明らかにした。今回発売する「黒烏龍茶」は、この"ウーロン茶重合ポリフェノール"を豊富に含んだ、脂肪の吸収を抑える特定保健用食品のウーロン茶。なお、同社のデータによると、「黒烏龍茶」を食事と一緒に摂取することにより、食後の中性脂肪の上昇が約20%抑制されたという結果が得られ、また、"ウーロン茶重合ポリフェノール"の働きにより、脂肪排泄効果も約2倍に増加することが台湾の試験で確認されたという。
特定保健用食品の認定を受けた烏龍茶は、既存の定番商品とは異なる商品価値・ブランド展開が可能となる。今後は既存の小売店における流通ルート、マーケティングのみならず、健康関連商品での販売ルートの構築など、新たな流通展開が期待される。
※ ウーロン茶重合ポリフェノール
茶葉を半発酵する過程でカテキン類が結合(=重合)してできるウーロン茶特有の成分で、複数の成分の総称。ウーロン茶重合ポリフェノールとは、これらウーロン茶ポリフェノールの中で、特に脂肪の吸収抑制効果が高い一部の成分のことを指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:38| 流通