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2006年01月12日

【知識】松下と東レ、PDP生産工場建設

松下電器と東レは、プラズマディスプレイパネル(以下PDP)の新たな生産拠点として、両社の合弁会社である松下プラズマディスプレイ(以下MPDP社)の第4工場を、第3工場(尼崎工場)の隣接地に建設し、世界最大の量産体制を構築する。
新工場への投資額は1,800億円で、月産50万台、年産で600万台(42型換算)に上る世界最大の量産工場となり、第1工場比で4倍以上の投資効率となる。2006年5月に着工、2007年7月に第一期の稼動を開始し、2008年度中のフル稼働を予定。これにより、松下電器は、既存のMPDP社の第1、第2工場(大阪府茨木市)と第3工場(兵庫県尼崎市)の国内三工場と中国のパナソニックプラズマディスプレイ上海(有)をあわせた計5工場で、2008年度には月産92万5千台(年換算:1,110万台)の生産体制を構築。
日本国内だけでなく、世界的な需要が見込まれているPDP市場において、シェア獲得へ向け、大規模な投資が決断されている背景に、同社としてのロジスティクス戦略が伺える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:48| 知識