<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2006年02月01日

【知識】日本通運、「特定信書便事業」開始

日本通運は、国内航空貨物輸送における自社の全国ネットワークを利用した「特定信書便事業」の新商品を開発し、「日通航空特定信書便/ビーエスピー」として、2月13日から販売を開始する。同サービスは、2003年4月の信書便法施行による郵便事業への民間事業者の参入が可能になって以来、業界初となる。
同社では、2004年1月に「特定信書便事業」の許可を総務省から取得し、主に一定地域内における巡回配送業務等の輸送サービスを展開してきたが、個人情報貨物専用の輸送商品「プライバシーガード」の利用者からのニーズに応え、商品開発を進めてきた。
同社では、「セキュリティ」をコンセプトとした新輸送商品の開発を推進し、トータルロジスティクスサービスの充実化を図っていく。
航空貨物輸送のプラットフォームを活用した特定信書便事業への本格的な進出に向け、セキュリティ面の強化など、サービス体制の再構築が求められてきたと考えられる。特定信書便における競争が本格的にスタートし、利用者にとっても利便性が高まりそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:57| 知識