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2006年03月20日

【知識】GEコンシューマーファイナンス、広島銀行と業務提携

GEコンシューマー・ファイナンス(以下GE Money)は、広島銀行と住宅ローン販売における業務提携契約を締結し、2006年4月1日より、広島銀行を通じ、「GE Moneyの住宅ローン」の販売を開始する。住宅ローンの販売において、外資系企業と地方銀行が提携するのは今回が初。
GE Moneyと広島銀行は、両社の住宅ローンを同時申し込み方式により販売する。ユーザーに、広島銀行とGE Moneyの住宅ローンの一体型仮申込書で申し込みを受けつけ、仮審査により広島銀行の住宅ローンの融資対象とならないユーザーには、GE Moneyが、ユーザーの支払能力に応じて異なる金利を設定する独自の審査方法により仮審査を行う。
GE Moneyは、世界20カ国以上で住宅ローンを展開している住宅ローンのグローバルプレーヤーであり、2005年4月に日本で住宅ローン事業に参入した。海外での経験や、GE独自の審査ノウハウ、また国内における個人向け金融ビジネスの経験を活かし、個々のユーザーの信用力に応じて異なる金利でローンを提供することにより、従来の銀行等の住宅ローンではローンを提供できなかったユーザー層へも積極的な融資を展開している。画一的な審査基準ではなく、個々のユーザーの支払能力を総合的に判断することで、特に自営業者、転職したての人や、契約・派遣社員といった従来の住宅ローンでは融資の対象外となることが多かった人々の住宅ローンニーズに応えることを可能とした。
今回の提携により、GE Moneyは、知名度が高く信用力をそなえた広島銀行をチャネルとすることで効率的な顧客拡大が実現でき、一方の広島銀行は、GE Moneyの住宅ローンを扱うことにより、より幅広いユーザーのニーズに対応することが可能となる。両社のメリットを相互補完的に活用するため、商品知識や顧客対応力をつけるための両社の人材交流、ITを活用した情報共有体制の構築など、両社横断型のロジスティクス的な取組と考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:27| 知識