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2006年03月22日

【知識】パソナ、受付業務のアウトソーシングサービス開始

パソナは、企業の受付業務を一括して請負う「総合受付の一括管理アウトソーシングサービス」を4月から本格的に開始する。企業の受付業務における適正人員や業務マニュアルの整備をはじめ、人員確保および勤怠管理、そして教育研修から改善提案等のアウトプットに至るまで、受付業務の運用管理を一括で請負う。
企業では、人員管理や教育研修など、自社運営が困難な受付業務を外部にアウトソーシングする動きが加速しており、多くの企業で専門的な外部人材として人材派遣が活用されている。"会社の顔"と言われる受付業務に対して、派遣社員に求められる能力も、単なる接客能力だけではなく、機密保持に関する知識や危機管理に対する対応能力など多岐に渡るようになった。
これまで同社は、大手企業中心に総合受付の派遣実績が豊富にあり、現在は既に十数社の大手企業において総合受付の運営管理業務を一括で請け負ってきたが、この実績とノウハウをもとに、受付人員の教育研修から煩雑な運営管理業務までを一括して請負う「総合受付の一括管理アウトソーシングサービス」を本格的に開始する運び。
業務を行うユニットメンバーには、ユーザーに対面するスタッフだけではなく、円滑で的確な業務運営のためのスタッフ管理を行うスーパーバイザー(SV)やリーダーを配置し、チームとしての管理運営体制を整えるとともに、ホスピタリティーとセキュリティーを重視した、柔軟で安定的なオペレーションを提供する。
また、こうした仕組みを構築することで受付業務経験者をはじめ、広く接客業に携わるスタッフが、スーパーバイザーやリーダーとして更なるキャリアアップを図り、マネジメント力や業務遂行能力を身につけることが可能になる。このようなキャリアパスを実現するためにも、同社は「接客のプロ」としてのビジネスマナーはもとより、突発的な事態に対する対応能力や、受付スタッフへの指導・マネジメント能力を身につけた"受付のプロ集団"を育成する教育研修を実施していく。
このサービスは、受付業務を企業イメージ改善やセキュリティ強化など、企業全体の運営効率の改善が期待される部門として、より戦略的に位置づけることで、企業価値の最大化を目指す企業による有効活用が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:14| 知識