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2006年05月23日

【流通】ネスレ日本、コーヒー入り炭酸飲料を発売

――新感覚商品、定番化に向け重要になるマーケティング――

ネスレ日本は、コーヒー入り炭酸飲料「ネスカフェ スパークリング・カフェ」を5月22日(月)から全国で新発売した。
同商品は、ネスカフェならではの深みのあるコーヒーの味わいと炭酸の爽快感とを組み合わせた清涼飲料。厳選したコーヒー豆を、香り・コク・苦味を引き出す為にフルシティーロースト程度に深煎り焙煎し、コーヒーの豊かな味と風味、炭酸による爽快感が同時に楽しめる様、微炭酸ですっきりとした飲み心地に仕上げた。
パッケージは280mlサイズの缶と、飲み口が大きく飲みやすい300mlサイズのボトル缶の2タイプを用意し、味をイメージしやすいコーヒー豆とはじける泡をデザインした。
最近の清涼飲料市場は、ペリエやサンペレグリノに代表される炭酸入りナチュラルミネラルウォーターや、低カロリーの炭酸系飲料の参入が増加している。また、同商品に対する流通サイドの反応も上々であり、消費者からも高い評価を得られるものと確信している。
同商品は、「コーヒー飲料」と「炭酸飲料」という、2つの異なるカテゴリーにおける、共通した消費者ニーズに照準をあわせており、主要購買層は20歳から30歳代と想定している。炭酸の爽快感、抑えた甘味、コーヒーの味わいと香りが新たなリフレッシュを提供する。
まったく異なる商品カテゴリー分けをされてきたコーヒー飲料と炭酸飲料の融合により生まれた、斬新な商品の拡販を目指すにあたり、味、品質そのものも非常に重要であるほか、マーケティングの重要性も問われる商品といえ、TVCMやWEB、紙媒体、イベントなど各メディアを通じたマーケティング展開も注目すべき取組みといえそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:59| 流通