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2006年06月02日

【知識】荒川化学子会社、本社や工場などを整備

荒川化学工業の子会社である日本ペルノックスは、さらなる事業拡大を目指し、本社、工場および開発センターの整備を行うことを決定した。
荒川化学グループは、中期5ヵ年経営計画(平成15年4月〜平成20年3月)において「新規事業の創生」を重要テーマのひとつとして掲げ、その取り組みを強化している。特に電子材料関連分野の強化を最重要課題としており、その一環として、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂など特徴のある電子材料用樹脂を製造する日本ペルノックスを平成15年10月にグループ化した。
日本ペルノックスは電子材料関連分野の中でも荒川化学工業より川下の領域に位置し、エレクトロニクス関連業界において多数の有力な顧客と密接な関係を有しており、両社が単独では得ることの出来なかった顧客ニーズや技術について、これまでにも相乗効果を発揮していた。
そして今回、荒川化学グループの電子材料関連分野におけるさらなる事業の拡大を目指し、日本ペルノックス本社、工場および開発センターなどのインフラの整備を実施することを決定した。これにより、日本ペルノックスの増産体制が整備されるとともに、開発部門の移転による集約化が実現し、高効率な経営が図れるものと考える。
整備事業の概要として、荒川化学工業の所有する日本ペルノックス本社・秦野事業所の近隣地に、本社、工場および開発センターなどを新たに建設する。
生産、開発など各部門を一拠点に集約することで、組織内における意思決定の迅速化、部門間の人的交流によってよりすぐれた商品アイデアの創出など、組織全体において様々なシナジーを生むことを念頭においたロジスティクス的な取組みと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:34| 知識