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2006年06月30日

【流通】三井住友カード、阪神高速道路のPAで「iD」の取り扱い開始

――高速道路の各種サービスにおける決済、キャッシュレス化へ――

三井住友カードは、阪神高速道路と阪神高速道路の各種サービスを提供する社団法人阪神有料道路サービス協会と連携し、2006年7月1日(土)から、阪神高速道路の売店のある全てのパーキングエリア※(以下PA)においてNTTドコモのおサイフケータイ(R)を活用したケータイクレジット「iD」の取扱いを開始する。
ユーザーはiDのマークが掲示されている店舗で携帯電話一つで買い物ができ、支払いも事前の現金チャージを行う必要なくポストペイ(後払い)方式で、100円程度の小額の決済であっても小銭を出し入れする煩わしさがなくなる。また、PAの各売店にとっても、支払い時間のスピードアップによるレジの混雑の緩和や支払い方法の多様化による来店客数の増加、利用促進を図ることができる。
さらに、iD導入に合わせて「VISA、MasterCard」のクレジット決済も導入。支払い方法を多様化することで、更なる利便性向上を図る。
阪神高速道路のPAでの「iD」導入にあわせて、「スルーウェイVISAカード・スルーウェイMasterカード」会員は、三井住友カードが提供する「三井住友カードiD」を申し込み・利用可能になる。「スルーウェイカード」は、2005年8月に阪神有料道路サービス協会が三井住友カードとの提携により、高速・有料道路関連で初めて発行したETC付き提携クレジットカード。このサービスを開始することで、「三井住友カードiD」での利用分も「スルーウェイカード」に支払いが一本化され、ワールドプレゼントポイント(三井住友カードのポイントサービス)も貯まるといった特典がつく。
全国の高速、有料道路において、「iD」やクレジットカードなどを活用した、統一的なキャッシュレス化が実現されていくことにより、クレジット決済の利便性が改めて認識されることにつながりそうだ。

京橋PA(東行)、京橋PA(西行)、中島PA、朝潮橋PA、泉大津PA(海側)、泉大津PA(陸側)の計6箇所

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:20| 流通