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2006年07月19日

【流通】DHC、メイクアップシュミレーターの機能を充実

――WEBから化粧品を購入するフローの定着化へ――

通販化粧品・健康食品販売の大手企業ディーエイチシー(以下DHC)と、デジタルマーケティング企業大手のトランスコスモス、画像シミュレーションを専門とするソフトウェア開発会社のSSIは、共同開発した完全WEB バージョン「DHCメークアップシミュレータ」を7月下旬にリリースする。
この完全版「DHCメークアップシミュレータ」WEBバージョンの最大の特徴は、DHCが提供するベースメーク68商品、ポイントメーク131商品を自由に組み合わせて(ベースメークパターン約24万通り、ポイントメークパターン約510億通り)試すことが可能な点である。ユーザーは、簡単な操作で自分の顔写真をブラウザに取り込み、無限の組み合わせの中から、自分に合ったメークを自宅にいながら手軽に見つけることができる。また、DHCが推奨する季節やTPOに合ったパターンメークを、ワンクリックで試すことも可能。
また、自分の顔で試したメーク商品をその場で購入することができるのも完全WEBバージョン「DHCメークアップシミュレータ」ならではの特徴である。約200種類のアイテムはもちろん、気に入ったパターンメークの全商品を一括で購入することも可能。さらに、メークアップした顔をプリントアウトすると、メークに使った商品詳細も記載され、商品購入のためのリストとしても活用できる。そのままDHCのお店に持って行き、商品を購入することもできるなど、多彩な機能が付加されている。
DHCでは2004年11月より、ダウンロード型「メークアップシミュレータ」の提供を開始した。さらにトランスコスモスと原開発者のSSIは、今回の完全WEBバージョン「DHCメークアップシミュレータ」も共同で開発を行うこととなった。ダウンロード型との大きな違いは、新しい商品が入るたびに再びアプリケーションをダウンロードする面倒がない点である。インターネットにつなげるだけで自動的に新しい商品に入れ替わるので、いつも新しいアイテムやカラーを楽しむことが可能。また、サーバーに写真を送信する必要がないため、個人の写真がサーバー上に残る心配がない。
化粧品メーカー各社のWEBシミュレータのユーサビリティ向上により、WEBサイトから直接気に入った化粧品を購入するスタイルも標準的なものとなりうる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:36| 流通