2006年08月22日
【流通】三井住友カード、京都ベーカリーチェーンにケータイクレジット「ｉＤ」を導入
――ケータイクレジット展開の戦略――
昭和２３年創業の京都の老舗ベーカリーチェーン店「ＳＩＺＵＹＡ」を展開する志津屋と三井住友カードは、ＮＴＴドコモのおサイフケータイ（Ｒ）を活用したケータイクレジット「ｉＤ（アイディ）」を、２００６年９月１日（金）から、「ＳＩＺＵＹＡ」全１８店舗（除くプラッツ近鉄店）に一斉導入する。ベーカリーチェーン店でのｉＤ導入は全国で初めて。
ケータイクレジット「ｉＤ」とは、おサイフケータイを専用の読み取り端末にかざし、買い物ができる決済サービス。支払いも事前の現金チャージを行う必要なくポストペイ（後払い）方式で利用できる。昭和２３年に創業した「ＳＩＺＵＹＡ」は創業以来、伝統の味を守り続け、無添加にこだわった様々なパンを販売しており、一日約一万人が利用している。今回「ｉＤ」を決済サービスとして導入することで、「ＳＩＺＵＹＡ」を利用する顧客は、小銭を出し入れする煩わしさがなく、おサイフケータイをかざすだけで手軽に買い物ができる。「ＳＩＺＵＹＡ」にとっても顧客にスピーディーな決済でレジの混雑を回避できる、代金・つり銭の授受がなくなるため、現金授受の間違いが軽減できるといったメリットがある。三井住友カードは、「ｉＤ」利用可能店舗の開拓を推進していく予定。
ドコモはこれによって金融業にも進出することになろう。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 13:46| 流通
